2016年11月1日火曜日

2極モーター

基本的な2極モーターを作ってみました。
自己誘導起電力でLEDも点灯します。


<作り方>
6mmφのストローにM3×30mmの皿小ネジを差し込み
直径15mm程度の厚紙をネジの両端に固定しました。
一番端にナットも留めています。

ポリウレタン銅線を巻くと、ストローが歪むので
中ほどにはティシュを硬く詰めています。

 ②
0.35mmφのポリウレタン銅線(UEW)を600回巻きました。
左右とも同じ方向に巻きます。

UEWの両端に0.5mm×25mmの銅箔テープをハンダ付け
(整流子となります。)

テープをストローの上下に貼ります。 


土台はクリップを変形させて、
回転コイルを支持するようにしました。

磁石はダイソーで販売のフェライト磁石(約19mmφ×4mm)を使用しています。
N極とS極が向かい合うように貼ります。

コイルと磁石の隙間は5mm程度です。

ブラシは幅5mmの銅箔テープを2つ折りにしたものを使用しました。
電池ケース、スイッチ、銅箔テープをハンダ付けしています。

回転コイルの整流子と軽く接触するように土台に固定。


このままではガタつくので、裏にすべり止めシートを貼りました。

これで完成です。

先端にベンハムの独楽を付けて回しましたが 色変化の効果が見られず
こちらに掲載のものを付けて回しました。


さらに、整流子にLEDを逆向きの並列接続にしてハンダ付けしても点滅します。

回転の様子を動画でご覧下さい。



<2極モーターがなぜ回転するのか?自由研究>



<LEDが点滅する理由を自由研究>
LEDは順方向電圧の低い赤色でも、
1.9V程度以上の電圧がかからないと点灯しませんが
今回の装置では、単3乾電池1個(1.5V)でも光っています。

これはコイルに流れる電流が切れるときに発生する
自己誘導起電力によるものです。






これ以外の実験や工作も掲載していますので、
こちらも見てみて下さい。




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