2020年10月19日月曜日

テンセグリティ3種

以前から一度作ってみたいと思っていた「テンセグリティ」に挑戦してみました。



「Flying Man」はこちらを参考に作成させて頂きました。
発想がユニークで素晴らしいですね。

絵を真似ながら3DCADで描き
熱溶解方式の3Dプリンターで印刷しました。

「Flying Man」の胴体・頭・腕・足ははめ込み式にしています。
映像の作品は浮いてる感を出したいため、
テグスを使用していますが、
たこ糸で作ると下の写真のような感じです。
3か所をたこ糸でつないでいます。

前から見たところ

「Flying Man」の間のタワーはこちらを参考に作成させて頂きました。
かなり規模が違いますが・・・(^^;

映像後半の角型のものに乗せている「チェシャかぼちゃ猫」は
こちらの作品を縮小して使用させて頂きました。
ちょうど今の季節、ハロウィンらしくていいですね。
光造形方式の3Dプリンターで印刷しています。

チェシャ猫一家~~パパ(真ん中)、ママ(左)、子供(右)~~

この角型の装置も、3か所のテグスで支えています。
(下の写真はテグスのところを画像ソフトで黒の点線にしています。)







2020年10月11日日曜日

二重反転絵柄

 「KINETIC ART」で検索すると、時計のムーブメントを利用して
不思議な回転をする装置を時々見かけます。
例えばこちら
私にはこのような凄い装置は無理ですが、
二重反転により奥と手前の回転体が反対向きに回転することで、
模様を描く装置を作りました。

部品は下の写真の通りです。
土台部分は熱溶解方式の3Dプリンターで
固定ケース、ベベルギア、回転体は光造形方式の3Dプリンターで作成しました。

ギアモーターはギア比が1:298のものです。
ベベルギア3つはレジンを材料に光造形方式の3Dプリンターで
ギア比1:1で作成しました。
手前側(下写真では下側)のベベルギアにはφ3mmアルミパイプを取り付け
奥側(下写真では上側)のベベルギアには1.8mmの六角シャフトを取り付け、
シャフトはパイプの穴を貫通し、
パイプもシャフトも白い面の手前まで出ています。

ギアモーターに取り付けたベベルギアが回転すると、
手前側と奥側のベベルギアはそれぞれ反対向きに回転します。


レジンを固めた自作ベベルギアでは、
購入したものに比べ強度不足のため、いつまで持つか分からないですが、
今のところ、まだまだ大丈夫そうです(^^;

レジンで作成したものは、瞬間接着剤(502)とのなじみが良く
ところどころ、瞬間接着剤(502)で固定しています。
(例えばφ3mmパイプとベベルギア)

完成後、ベベルギアには油を差して回しています。

②の前面に出したアルミパイプに回転体の1つを取り付けました。


もう1つの回転体はシャフトに取り付けています。


電源~モーターコントローラー~トグルスイッチ~ギアモーターと接続

2回路2接点のトグルスイッチはこのように接続することで
スイッチを切り替えると、モーターが反転します。


今回作成した6パターンです。
最後の鶴は「鶴の丸」を思い浮かべながら作りましたが、
なかなか思うようには作れませんでした(^^;