カプセルが寝転んだり立ち上がったりしながら
転がる装置を作成しました。
この装置は、
Masakazu Fujiwaraさんの「KINETIC ART【CAPSULE_2L】」
を参考にさせて頂きました。
この映像を初めて見たのは1~2年前ですが
「おもしろ~い!」と感動し、
いつか私も真似して作ってみたいと思っていました。
詳細は書かれていないので、Fujiwaraさんの装置と
同じ仕組みかどうかはわかりませんが、
似たような動きのものを作ることが出来ました。
まずは映像から・・・
<私の装置の作り方>
①
カプセルを転がすところの容器は
蓋はアルミです。
蓋の中心に穴を開け、モーター軸を差し込み
モーターをネジ留めしています。
モーター軸の長さ調整のため、φ3mmのアルミパイプを継ぎ足しています。
モーターはこのようなものを使用しています。
ギア比はわかりませんが、トルクが大きく回転数は低いです。
②
磁石を貼るための板です。
1枚につき4か所の金具を取り付けました。
この板と木製ビーズを交互にシャフトに差し込んでいきます。
(木製ビーズはシャフトにネジ留め、板は木製ビーズにネジ留めしています。)
③
磁石は金具にφ6mm×3mmを4個とφ12mm×3mmを1個取り付けました。
(金具と磁石はエポキシ接着剤で固定、他は磁力でくっつけています。)
上から見たところ
計20箇所の磁石はランダムな配置にしてみました。
④
透明の本体をかぶせ、モーターを土台に取り付け、
トグルスイッチ(2回路 3position(ON-OFF-ON))を使って配線をしました。
(スイッチの配線は下の方をご参照下さい。)
実は、この 透明の本体は簡単にかぶせることが出来ません。
φ12mmの磁石と容器の隙間を1~2mm程度にしているので、
③の状態のままでは、少し口細になった容器の口を通らないのです。
そのため、ケースの口の近くに穴を開け、
③はφ6mm磁石4個だけくっつけた状態で1段ずつ挿入しながら
1番端のφ12mmの磁石はこの穴から1つずつ入れて
φ6mm磁石にくっつけるようにしました。
⑤
カプセルはこのようなものを使用しています。
長さは1~2mmカットした方が動きがよくなりますが、
あまり短くても動きが悪くなります。
中には φ6mmの鉄球を入れています。
ダイソーのマジック商品「起き上がったり飛び跳ねる!?」にも
同様のカプセルが使われてることを青森・野呂茂樹先生に教えて頂きました。
実はこの装置を作るきっかけになったのも
野呂先生が「ピコピコカプセル」を
Facebookにアップされているのを拝見し、
上で紹介したFujiwaraさんの作品を思い出したからなんです。
⑥
透明ケースにかぶせるものは
ハイソックス(ポリエステル98%ポリウレタン2%)を使用しました。
ハイソックス(ポリエステル98%ポリウレタン2%)を使用しました。
筒にかぶせるときに継ぎ目がなく、伸縮性があるのでこれに決めたのですが
予想していなかった効果もありラッキーでした。
予想していなかった効果もありラッキーでした。
ハイソックスを切ってかぶせたところです。
電源はモバイルバッテリー(5V)です。
<気づいたこと>
①
映像の中にも書いてるのですが、
透明のケースに直にカプセルをくっつけると
カプセルがうまく転がらず、「イカぐるぐる」状態に・・・
どうしようと・・・と思って色々と試しているうちに、
カプセルが通る両側に1~2mm程度の壁があると、
うまく転がることがわかりました。
(下の写真は1.5mm厚のスポンジシートを取り付けたところです。)
当初は壁を作ってから、
ハイソックスをかぶせようと思っていたのですが
なんと!壁なしでハイソックスだけでもうまく転がるじゃあ~りませんか。
これにはビックリ!
恐らく摩擦抵抗が高いおかげなのでしょうね。
②
カプセルはMax20個取り付けられますが、
実際に20個くっつけると、ゴジャゴジャと狭苦しく
あまり見た目が良くありませんでした。
映像では13個のカプセルを付けています。
③
トグルスイッチ (2回路 3position(ON-OFF-ON))は
このように配線することで、モーターの正転・逆転が出来ます。
④
小さい頃「俵ころがし」のおもちゃを買ってもらって遊んだ記憶があります。
不思議だし面白いし、記憶に残るおもちゃでした。
最近では「まゆ玉コロコロ」と言う名称で、
下のようなものが販売されてるようです。
下のようなものが販売されてるようです。
また「ピコピコカプセル」という名称でもネット上で作り方等 紹介されていますね。
これは私の作ったもの・・・(^^;
100均の木の箱(前面は透明カバー)を利用して作成しました。
「俵ころがし」等は重力で転がりながら落ちていきますが、
今回作成した装置は、重力の代わりに磁力によって転がります。
そのため、カプセルの中には鉄球を入れないとうまくいきません。
そのため、カプセルの中には鉄球を入れないとうまくいきません。
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最後に改めて、参考にさせて頂いたMasakazu Fujiwaraさんの
「KINETIC ART【CAPSULE_2L】」の動画のurlです。
最後に改めて、参考にさせて頂いたMasakazu Fujiwaraさんの
「KINETIC ART【CAPSULE_2L】」の動画のurlです。
このようなユニークな発想は、なかなか出来ないですね。
Fujiwaraさんのおかげで楽しい作品を作ることが出来て感謝しています。
それにしても この動画の0:56/1:24あたりから、
カプセルの色が赤色~水色~黄色~紫色~緑色と変化するのは
どのような仕組みなのでしょうね・・・?
Fujiwaraさんのおかげで楽しい作品を作ることが出来て感謝しています。
それにしても この動画の0:56/1:24あたりから、
カプセルの色が赤色~水色~黄色~紫色~緑色と変化するのは
どのような仕組みなのでしょうね・・・?