2020年4月4日土曜日

DCモーターのローターをクリップモーター風に回転

最近、DCモーターネタばかりですが、
今回はDCモーターのローターをクリップモーター風に回転させてみました。

モーターは整流子がプラス側とマイナス側の2枚のブラシに接触して
コイルに電気が流れます。

この装置では整流子を左側と右側に分け
左側は本来の整流子の配置、右側は左側を180度回転させています。
ブラシ(今回の装置では銅針金で作ったクリップ)の
左はプラスに、右はマイナスに繋いでいます。
このブラシの上に、180度位相を変えたローターを置くことで
コイルに電流が流れ、下の磁石と反応して回転する仕組みです。

<作り方>
ほぼビデオの中に記載していますが、もう少し詳細に・・・
土台は板に穴を開けて、φ1.6mmの銅針金を曲げたものを2か所に差し込んでいます。
針金はなるべく太めの方が振動が少ないように思います。
その下にφ20mm×5mmのフェライト磁石を2枚重ねて板に貼り付けています。
電源は1.5Vアルカリ乾電池2個直列にしました。

 ローターは動画のように3種類作成しました。
(φ3.5mmのキャンディ棒を軸にしたもの2種、φ6mmのストローを軸にしたもの1種)
細い方が速く回転しますが、
細い方は写真が込み入ってわかりにくいので、
太いストローで記載します。
細い方も③以降、ほぼ同様に作っています。(②のテープ巻きは不要です)


両側のシャフトがストローにピッタシ入るようにビニールテープを巻いていきます。
左側はシャフトも本来の整流子も一緒にテープで巻きました。


両側のストローに下の写真のように、銅箔テープを貼ります。
銅箔テープは整流子の役割をします。


左側のストローのすぐ右に
コイルの端が接続されてるところ(ハンダ付けされてます)が3か所あります。
1か所に付き、2本のエナメル線(1本を折り曲げ曲げたところを)をハンダ付けします。
2本のうち1本はすぐ左の整流子にハンダ付け、
もう1本は、180度回転させたところの右側の整流子にハンダ付けします。

下の写真は1か所分しか載せていませんが、
3か所とも同じように接続します。


ここまで完成したら、①の銅針金の上に乗せると回転します。


シャフトの先端に色々と取り付けてみました。
あまりバランスが悪いと、振動が大きくなります。
φ6mmのシャフトは予想以上に回転が遅く、
ベンハムのコマはちょっと失敗でした・・・(^^;


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