2018年10月10日水曜日

大車輪ぶらんこ人形 (手動式)

前回、電動式のブランコを作成しましたが、
今回は手動で紐を引っ張って、
人形を立たせたり座らせたりすることで ぶらんこをこぎ、
さらに大車輪まで出来る
「ぶらんこ大車輪人形」を作成しました。

この装置を作成するにあたっては、
ちゆう工房さんの「ブランコこぎ」を参考にさせて頂きました。
とても綺麗に作成されていて、感動します。

私は、ちゆう工房さんのように上手く作ることは出来ませんが、
取りあえず、人形がぶらんこをこぐ感じに作成することは出来ました。

映像です。
54秒あたりから大車輪をするので、是非 見て下さい♪

<私の作成した装置>
人形の頭からパイプ内を通り、レバーへと紐が繋がっています。
レバーを押すと紐が引かれて、人形が立ち上がり、
レバーを戻すと紐が緩んで、人形が座ります。
紐を通しているパイプは ⌀ 4mmのアルミパイプです。

人形はこのような感じで
腕は肩・肘・手首に関節があります。
脚はつけ根・膝・足首に関節があります。

横から見たところです。

レバーの中ほどに、ネジを取り付け、紐を結んでいます。
当初、もう少し短いレバーだったのですが、押しにくいので長くしました。

レバーの根本にはバネを入れて、より早くレバーが戻るようにしてみました。

この装置、紐の損傷が激しく、
その対策として出口に ⌀ 4mmのアルミパイプを取り付けています。
特に右側を長くしていますが、これが短いと紐が引っ掛かってしまうのです。
アルミパイプ取り付けネジも左側しか見えませんが、
穴より右にネジを付けると、紐がネジに引っ掛かるため、
右側は後ろからねじ止めしています。
最初プラスチックパイプを取り付けたのですが、
摩擦で紐がパイプ内に食い込んでしまいました。
この箇所は3回やり直しました(笑)
紐は「ケブラーライン」という強い紐を使用しています。

後ろから見たところです。

背中にワッシャーを1枚取り付けています。
  
大車輪をさせるときは、
さらにもう1枚 少し大きめのワッシャーを磁石で貼っています。
体重を増やすことで、より回転させやすくなります。


2 件のコメント:

  1. 人形そのものが可愛く見とれてしまいます。関節の作り方、取り付け位置、ばねを入れる、あらゆる工夫がされています。やり直し部分のことも、ワッシャーを背負させ、その増減のために磁石を利用することも何か天性のものを感じます。この作品見た瞬間衝撃でした。

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    1. 渡辺先生、ありがとうございます♪
      かなり褒められ過ぎで、お恥ずかしい限りですが、
      とても嬉しく、次作への意欲がわいてきました。
      また何か作ったら、ぜひ見て下さいね。

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