2024年12月2日月曜日

永久機関じゃない

Youtubeなどでよく見かける「永久機関」を作ってみました。
残念ながら私が作成したものは永久機関ではありません(^^;

こちらのサイトを参考にさせて頂きましたが

3Dデーターは作り変えて作ってみました。


私の作成した3Dデーターはこちらです。

①~⑧はPLAで、⑨はTPUで印刷しました。

それ以外に必要なものです。
⑫Oリング (6×3mm 2個) ここに入ってるものを使用
⑬リード線2本
⑭モーター(定格3V)
⑮8mmの鉄球
⑯カードケース切り出し(約26×10cm)
⑰M1.4×8mmネジ 4本(写真撮り忘れ)

3Dプリンターで印刷した⑦と⑧に⑫のOリングを装着

⑧にモーターを取り付け、
①に⑦を挿入し、
⑥にこのようにセットする。



これを④に取り付ける。(②のネジを使用)

モーターにリード線をハンダ付けし、
電圧コントローラを取り付け

⑤の足には補強のため、 ⌀ 2mmの鉄心を入れました。

⑤と③を取り付け

⑨TPUを一か所切って④の上に置く
(TPUは跳ね防止目的です。)

⑯カードケースを④に取り付け
もう少し小さくてもいいかも?
(④にM1.4mm用のネジ穴を4箇所 開けています。)

もしモーター音が大きい場合は
④に取り付ける前に、②ねじに6×2mmのOリングを取り付けたら
少しは改善するかも知れません。

私が作った装置では、1.5V前後がベストです。
これ以上低いと鉄球が赤い器に入る前に落ち、高いとカードケースを飛び越えます。
(電圧は使用するモーターによっても変わります。)


2024年9月7日土曜日

TailSpin

「Thinkfun Tailspin」というおもちゃを参考に3Dプリンターで作成してみました。
Tailspinという名の通り、尻尾がクルクル回転して面白いです。
ギアの組み合わせでこのようになるんですね~
「Thinkfun Tailspin」の検索結果をもとに作ってみました。

8分の1倍速を見ると、不安定な動きで
まだまだ改良の余地ありです(^^;

私が作った材料です。
stlファイルをこちらにアップしました。
参考程度に見て下さい。

上の写真の①④⑥に補強のためのネジを入れました。
①⑥はM1.4×10mm、⓸はM1.2mm×6mm
(ネジはAliExpressで購入しました。)

①④⑥を下の写真のように組み立てます。
⑥のハンドルが軽く回ることを確認し、
⑥の穴に差し込んだ⓸が完全に固定されるように
瞬間接着剤で接着します。

ハンドルの持ち手部分を真下にして
動かないように、クリップなどで留めておきます。

③を下の写真のように挿入し、

②の穴に瞬間接着剤を少しつけてから、
写真のように差し込みます。
(②は見えやすいように白にしています。)
瞬間接着剤はつけすぎると、意図しないところが固定されてしまうので、
つまようじなどにつけてから、ほんの少量だけ塗ります。
青〇(突起のどこでもOK)が赤い線の真ん中になるようにします。

これを繰り返して積み上げます。


最後は③の代わりに⑤を挿入します。

その上に②を取り付けたら完成です。


瞬間接着剤が乾いたら広げてみましょう。


色んな色で作ってみました。



先日、”Bambu Lab P1S Combo”という3Dプリンターを購入し、
多色刷りが出来るので、②のパーツをこのように2色で作ってみました。



2024年8月25日日曜日

スマイルコースター


前回に続き、Autodesk社の「Instructables」に掲載されている
gzumwaltさんの作品を参考に作成しました。


鉄球とともに目が動くところが可愛く感動しました。
gzumwaltさんの作品と違うのは、
鼻と口も動くようにしたところです。


私が準備した一式です。

3Dプリンターで作成したものは①~⑫ですが、
一部、gzumwaltさんのものとは違います。
あくまで、自分が作りやすいように修正したり作成したりしたものですが、
こちらにアップしたのでもし良ければDLして下さい。
遊びが多かったり少なかったりすると思いますが、
調整して使って頂けたら幸いです。

3Dプリンター以外で準備したものは、写真上から
単3乾電池1本用ケース、単3乾電池1本、
M1.2mm×6mm 2本、M1.2mm×5mm(ワッシャー付き) 2本、M1.4mm×10mm 2本、
スイッチ1個、ギアモーター1個、 ⌀ 6×3mmネオジム磁石3個、 ⌀ 9mm鉄球

ギアモーターは前回と同じギア比が1:298のものを使用しました。
電圧が高いとギアモーターの回転が速くなり、
鉄球がついていけなかったり落ちてしまったりするので、
乾電池1本で動かすことにしました。

目が動くのは⑦のモーター軸を差し込む穴が中心からずれているからです。
これによりモーターが回転すると鼻が円を描くように動き、
目を取り付けた②が鼻の動きに合わせ動きます。



<作り方>
上の写真①にギアモーターを差し込み、
スイッチはM1.2mm×5mm(ワッシャー付き) 2本で固定、
電池ケースは ⌀ 1.2mmのドリルビットで穴をあけ、
M1.4mm×10mm 2本で本体にネジとめ
電池⊕~スイッチ~ギアモーター~電池⊖と接続しました。

⑦の穴に ⌀ 6mm×3mmネオジム磁石(N・SはどちらでもOK)を挿入し
モーター軸に取り付けました。

②に④の目を取り付けました。

目の周囲が黒いと目の動いている様子がわかりやすいと思い
③の目の周囲を黒マジックで塗りました。

顔を⑩に貼るときは、位置合わせをしないと、
右目と左目のバランスがとれないので、
顔には4か所突起を作っています。
位置合わせが出来たら2か所ほどセロハンテープでとめて、
瞬間接着剤で貼り合わせます。

接着剤が乾いたら、ニッパで突起を切断しておきます。(赤丸)
切断しないと、完成後に磁石が回転するときの障害になります。

②の穴を挿入し⑤のナットで固定

⑧口の穴にM1.2mm×6mmのネジを通し、②の小さい穴にネジどめ
ネジは締め過ぎず、口が軽く動く状態にします。

①と合体させて⑥のボルトで固定させます。

⑪のレールの端に⑫の四角の半分くらいを瞬間接着剤で接着し

乾いてから⑩に瞬間接着剤で接着しました。

うまく動くことが確認出来たら、⑨の口のかぶせを瞬間接着剤少量だけで固定します。
ネジにかからないように要注意です。
(上の動画の一番右のオレンジちゃんは上の口を貼り忘れています💦)

これで完成です。



2024年8月16日金曜日

自動逆転マーブルマシン

Autodesk社の「Instructables」を見ていたところ
面白い作品があったので挑戦してみました。
gzumwaltさんの

上下するスライダーが真上や真下に行ったとき
うまく反転するところに感動しました。
私が作ったものはこちらです。

当初、gzumwaltさんがアップされているデーターをダウンロードし
印刷してみたところ、
私の3Dプリンターでは遊びが足りず、固くて動かなかったり、
途中でビー玉が落ちたり、転がらなかったりしたので、
ルーターで削ったり、少しデーターを作り変えさせて頂きました。

まずgzumwaltさんの
で作成した駆動部。
ここがスムーズに動くことが重要です。
「Screw.stl」の溝をルーターで少し広げました。

モーターはこのタイプのギアモーター
ギア比が1:298のものを使用しました。

Slide.stl」を取り付けました。

赤と青のSlideですが、下のように2つのパーツに分かれています。
元のデーターでは上下移動する時、玉受けのところが柱に対して直角でした。
私の場合、これでは時々ビー玉が落ちてしまうので、
斜めになるように変更しました。

gzumwaltさんのSlideは バネでもとに戻すのではなく
⌀ 3mm×1mmの磁石を埋め込んで、その吸引力で戻ります。
磁石を埋め込む穴は1か所でしたが、2か所に増やし、
斜めになった状態で止まるようにしました。
(追加した磁石穴には⌀ 3mm×2mmを使用)


組み立て途中の映像です。
ここの「Track 4.stl」と「Tower 4.stl」(下記映像の黄色とピンク)も
斜めになるように、磁石の位置を変更しました。

全てのレールを取り付けたところです

電源はモバイルバッテリーです。

上に何か取り付けようと思い、M3ネジを使って・・・

まねき猫を乗せました。

まねき猫はこちらからDLさせて頂きました。

最後にビー玉置き場も追加しました。
ビー玉は ⌀ 12.5mmです。