2016年5月12日木曜日

振り子が回転

振り子がだんだん大きく揺れて、回転する装置を作りました。

揺れるので土台はシッカリした板を使用しました。
(厚み18mm×85mm×160mm)
柱の高さは約10cmで、上部にラグ端子をネジ留めしています。

回路は永久コマでも使用した 弛張型発振回路です。
プラスに繋ぐ抵抗は可変抵抗器(100kΩ)にしました。

コイルは0.35mmφのポリウレタン銅線をボビンに340回巻いています。
上の回路図の抵抗値、コンデンサ容量は
コイル0.35mm-340回巻きに適したものなので、
別の太さ・巻き数の場合は適する値が変わると思います。

 ④
③を①の板に貼ります。

<基本形の振り子>
145mm×35mm×9mmの板の下から75mmくらいのところに
ダイソーの魚串が通る穴をドリルで開けます。
板の下側に平板取付金具(55.5mm×9.5mm) 2枚をねじ止めし
ダイソーのネオジム磁石4個をくっつけます。
上部はバランス用のおもりとして、M7のナット2個を貼りました。

コイルに電流が流れた時に
コイルとネオジム磁石が引きあうようにしています。

可変抵抗器の抵抗値を下げていき、
ギリギリ発振するところ(約9.5kΩ) あたりがよく回ると思います。





ビデオに撮ってみました。


<ロボもどきの振り子>
板を回すより ちょっと何かの格好にした方が楽しいかな?
と思って、ロボ風?に作ってみました。
バランス用のおもりのM7ナットは目に使用。



電池を抜いて、
2V 1W のソーラーパネルと3300μFの電解コンデンサを並列に接続しても回ります。
(よく晴れた日限定で、それでも乾電池より 少し回り方は弱いです。)



これ以外の実験や工作も掲載していますので、
こちらも見てみて下さい。




3 件のコメント:

  1. Facebookでいつも投稿を楽しみに拝見しているカラクリ人形作家の原田和明です。ちょうどこの原理をつかった作品を作りたかったので、とても参考になりました!どうもありがとうございます!!

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    1. 原田さん、こちらこそ、いつも原田さんの作品を楽しみにしていますヽ(^-^)/
      「振り子が回転」見て下さって、ありがとうございます。
      ちょうど、今 作成中のものがこれと似た動きをするもので、
      明日かあさってあたりにアップ出来るかと思っています。
      新作の方はホールセンサーを使っています。
      ペンギン?が付いてるので1段目の振り子の動きは悪いですが、「振り子が回転」と同じ構成にすれば、ホールセンサーの方が良く回るような気がします。
      取りあえず、動画だけ・・・
      https://www.youtube.com/watch?v=ZeuKoOdUq0w

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  2. 動画拝見しました!!動きのキレがいいですね〜。ホールセンサーってこんな使い方ができるんですね!詳細のアップを楽しみにしています!

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