2020年5月27日水曜日

ホールセンサーを使った「磁気測定器」 (あくまで目安の測定値です (^^;)

先日、お世話になっているファラデーラボの森本先生より
ホールセンサーを使った磁界の測定の依頼がありました。

パソコンのシリアルモニターを使えば
ホールセンサーの値を容易に見ることは出来ますが、
折角なので、持ち運びも出来るように
小さなモニターをセットにした装置に挑戦してみました。

表示される数字は、ガウスやテスラではなくただ単なる目安の数値です。


回路はこの図のように組み立てました。

プログラムはこちらのようにしてみました。
(素人プログラムですみません<(_ _)>
今思えば、0のときは「N」の表示も消しておいた方が良かったですね (^^;

私が使用したホールセンサーは
UGN3503」の「503 224」と表記されているものです。
アナログタイプのホールセンサーなら同様に出来ると思いますが、
表示される数値の大きさ、どの程度磁石に反応するか等は
ホールセンサーによって変わると思います。
(全く同じ「UGN3503」の「503 224」でも、kijyunの数値が50程度異なるものがあります)

私が作ったものはN極の最大は約300、S極の最大は約375程度です。

これ1つあれば、結構 遊べます (^^)
この装置の作成のご提案を下さった森本先生、ありがとうございます。

2020年5月17日日曜日

ハンドスピナーを使った"Swinging Sticks"

先日、「大車輪ペンギン」を作成しましたが、
その後ネットサーフィンをしてると、
同じような仕組みのおもちゃ"Swinging Sticks"を見つけ、
私も挑戦してみることに・・・

販売されてる"Swinging Sticks"は接続部にベアリングが使用されてると思うのですが、
細いパイプにベアリングを取り付ける自信がなく、
ハンドスピナーを使うことにしました。


約2~3年前に流行したハンドスピナー、
ダイソーでも数種類のものが販売されてましたね。
光るハンドスピナーだけでも2種、これで100円!?と
ビックリしたことを覚えています。
ところが、先日ダイソーに行ってみたところ(3店舗)回りましたが
ハンドスピナーは全く販売されてませんでした。

ハンドスピナーは中心のところにベアリングが埋め込まれているので、
軽く回転させることが出来ますね。
今回はそれを利用する目的で
2つ繋ぎ合わせて使用することにしました。
(下の写真のハンドスピナーのおもり2つとLED点灯装置は取り除いて使用しています。)

作成途中の写真がなく完成後のものですが、
このように、ハンドスピナーを2枚重ねて、
プラスチック部に穴を開け2枚をネジ留めしています。
下のハンドスピナーの中心を土台の木片(シルバーでペイントしたもの)
にM2×30mmの小ねじでネジ留めしています。
(なんか白黒写真みたいですね・・・(^^;)

上のハンドスピナーには、φ8mm×170mmのアルミパイプに穴を開け
M2×30mmの小ねじで留めています。
(アルミパイプはキャンドゥのソーラーガーデンライトについていたものです)
パイプの中には、φ7mm・φ5mmの鉄球や磁石入れて左右のバランスをとっています。

さらに小さなネオジム磁石を下の写真のように貼っています。
このように磁石を貼ることで、
アルミパイプはランダムな揺れ方をします。

 下のハンドスピナーのパイプの下には
φ10mm×70mmのステンレスパイプを取り付け、
パイプの下の方にはφ9mm×10mmのネオジム磁石、
その上にφ9mm鉄球3個を入れています。

電磁石はM5×25mmボルトにφ0.3mmのUEWを1000回巻きで作成し、
上にホールセンサーを取り付けています。

回路は先日作成した「大車輪ペンギン」と同じです。


プログラムも「ペンギン」に掲載しているものとほぼ同じで、下図のように
パイプ内の磁石(下がN極)が接近するときには、電磁石の上をS極に、
パイプ内の磁石が離れていくときには、電磁石の上をN極にするようにしています。
ただこのままでは、動画の最後のように、回りっぱなしになってしまうので、
[一定時間駆動後 一定時間休む] を繰り返す仕組みにしています。

参考にさせて頂いた"Swinging Sticks"
購入するとめっちゃ高いです。
2020年5月現在、デスクトップサイズのもので13300円。

「一品ごとに大変デリケートな調整(テスト期間3~4日)がされています。」
とのこと・・・
私のテスト期間は7日以上かかってるんですけどね~
ただ大変デリケートな調整ではないので、売り物になりません・・・(笑)