先日(2017年6月6日)、関西地方で放送されている
「す・またん!」(読売テレビ 5:20~7:30頃)を見てると、
家庭で簡単に出来る、ろうそくを使った実験を紹介されていたので、
この実験は以前、Facebookお友達に教えてもらった、
「第1回 SLOW MOTION VIDEO AWARD 2016
(ハイスピード(高速度)カメラで撮影した動画投稿コンテスト)」
で拝見したことがありました。
受賞された方は、ロウソク実験と同時落下実験を
ハイスピードカメラで撮影されて、
エンターテイメント賞を受賞されてます。
初めて、この映像を見たとき、ビックリするとともにとても感動し、
いずれ私もハイスピードカメラを購入したらやってみたいと思っていました。
(別にカメラなしでもやってみたら?と思うのですが、
なかなか周りが固まらないと出来ない性格で・・・(^^;)
やり方は、ロウソクの火を消して立ち上る煙に
着火ライター(チャッカマンタイプのもの)で煙に火を近づけるだけです。
ハイスピードカメラ(PANASONIC LUMIX DMC-TZ40 )
240fps(640×480)で撮影してみました。
「す・またん!」の中で、なぜこのようなことが起きるのか?について
大阪大学 産業科学研究所 小口多美夫教授が説明をして下さってました。
「普通 皆さん、煙というと燃えカスというふうに思ってる方が多いのですが、
ロウソクの火を消したときに上がる煙は、そういう燃えカスではなく、
ろうが蒸気になったり、ろうの非常の細かい粒が煙になっている、
まさに燃えるものが煙になっているので、
導火線のように火がつくということもありえます。」
とのことでした。
「実験成功のポイントは煙をむらなく真上に立たせること。」
とのことですが、
なかなか真上に立たせることが難しく、
私の成功率は、10%くらいでした。
うまくいくときは、5回、6回と連続してうまくいくのですが、
部屋の中の微妙な空気の流れでも煙が流され、
なかなかうまくいかないときも多々ありました。
火を消すときに使用したスプーンを持ち上げる角度も
影響してるかも知れないですね?
(火を消すときに私はスプーンでやりましたが、
第1回 SLOW MOTION VIDEO AWARD 2016で受賞された方は
小さなガラス容器のようなものを使用されてました。)
火を消すスプーン等はススや蠟の成分も付着するので、
捨ててもいいものを使用したほうがいいかも知れませんね。
着火ライターの燃料が尽きたところで、やめました。
それにしても成功率10%とは難しい技ですね。面白い実験を根気よく成功するまでされる科学好きには感心しています。
返信削除50年も前に読んだファラデーのろうそくの科学(角川文庫本)を思い出しました、この本今でも売っていますねこれも驚きました。私の今やりたい事は、木製fire pistonを作って発火させる事
です。その内にトライする積りでいます。
啄童さん
削除ありがとうございます♪
昨日、Facebookにもアップしたのですが、そこでファラデーの「ロウソクの科学」にある実験だということを教えて頂きました。
さすが、啄童さんよくご存知ですね・・・
fire pistonのことはよく知らないのですが、キリモミ式のように時間をかけて火を起こすのではなく、ワンプッシュで火種が出来るのかしら・・・?どんな仕組みかも気になります。
アップされるのを楽しみにしています。
Chieさんこんばんは
返信削除fire piston は東南アジアの原住民が昔使っていた火おこし道具で、発火の原理はディーゼルエンジンの着火と同じです。空気を急速に圧縮すると圧力と温度が上がります、ピストンの窪みに仕込んだ炭化綿等が高温の空気に触れ発火する仕組みです。原住民はシリンダもピストンもナイフ1丁で空気が漏れないように精密に仕上げました、木工をする者にとって奇跡的と思える事です、再現したいと思っていますがかなり難しそうです。
啄童さん
削除fire pistonの件、ありがとうございます。
東南アジアの原住民が使ってた道具なのですね。
でも、よくその仕組みを思いついたとビックリします。
さらに、ナイフ1丁で仕上げる巧みさですか・・・
発想力も技術力も本当に凄いですね!
初めてこれを思いついて、作ってみて、うまく完成したときの喜びは、かなり大きかったでしょうね・・・
啄童さんの作品、楽しみにしています。
chieさんこんばんは
返信削除fire piston 完成しました、早速着火試験をしましたところこれも1発で成功しました。
空気漏れに気を配ってかなり精密に仕上げたのが良かったと思っています。
よろしかったらまたブログの動画をご覧ください。
啄童さん
削除「fire piston」拝見しました。
まずビデオに出てきた外観、これは素人技じゃない!さすが、啄童さん・・・と納得!
着火剤作りも大事な要素になるのですね。
ワンプッシュで火がついた瞬間は、ビデオを見てるだけでも感動です。実際に見るともっと面白いでしょうね。
blog最後の方の、旋盤機を使わなくっても、うまく着火してる映像も拝見しました。
うちには旋盤機はないので、ひょっとしたら私も出来る!?と一瞬思いましたが、まだまだ技術力がない(笑)
もう少し、技術力をつけるか、旋盤機を購入することが出来たら作ってみたいと思います。
<このコメントを拝見して下さった方へ・・・>
啄童さんの「fire piston」ぜひ見てみて下さい。素晴らしいです。
https://blogs.yahoo.co.jp/takudoui2718/14502073.html
Chieさん、私のブログを見てお褒め頂き嬉しく思っています。
返信削除Fire pistonは木製に拘らなければ、引き抜き真鍮パイプとか真鍮丸棒を使えば案外簡単に作れるようです、Youtube Fire pistonで検索すると、すごい数のFiepiston動画が出てきます。百均とかでも使える材料があるかもしれません、Chieさんの凄い応用力で色々な材料の組み合わせでぜひトライしてみてください、楽しいですよ。
啄童さん
削除私の方こそ、素晴らしい作品を拝見させて頂き、嬉しく、感謝しています。
なるほど、真鍮パイプなどでも出来るのですね。
啄童さんのようなかっこいい作品は難しいですが、一度挑戦してみます。
これからも啄童さんの作品、楽しみにしています。